これでいいのだ!(3)自己決定

Rmamaのこれでいいのだ


自己決定力がつくには?

あるセミナーで、就労支援をされている方が、

「就職するには、自己決定力が必要です。

それは、大人になってから身につくものではありません。

小さい頃からの積み重ねです」

と言われたのを聞いて、思い当たることがありました。

息子が幼い頃、まだ発達障害という言葉も世の中に認知されてなく

どうすればよいのか、どうなるのか不安でいっぱいだった私は

相談できる所を探して右往左往していました。

たどり着いたのが、専門家(大学の先生)の所でした。

初めて息子をつれて行った時に、その先生が言われたのが、


* 絶対に無理強いはしないでください。
* 必ず本人の意思を確認してしてください。

の二つでした。

以来、私は、そのことを忠実に守ってきた・・・つもりでした。

例えば、「カレーにする?スパゲッティにする?」とか

些細なことことですが、息子に選ばせるようにしました。

実家の母には、「なんで、いつも子どものご機嫌をとるようなことを言ってるの」と言われて、悲しかった覚えがあります。

高校生になった息子が、学校を辞めると言い出した時に

困った私は、カウンセラーさんに相談に行きました。

これまで、登校しぶりと不登校を繰り返していた息子に対し

なんとか学校に行けるように私がずっと付きっきりだったことを説明し、

「無理強いしないことと意思の確認はしてきました」と自信を持って言いました。

すると、カウンセラーさんがすかさず、

「学校に行きたくないという息子さんの意思の尊重はしなかったのですか?」と返されました。

そうなんです。

大切なことが抜けていました。

自分では全く気づきませんでしたが、学校に行かないという選択肢は私の中にはなく、息子にも許していませんでした。

(学校に行かなければ、この子の人生は終わりだ)というふうに私自身が思い込んでいたのです。

親が強く思えば思うほど、子どもは逆の方向に進んでしまいます。

息子は、すっかり学校嫌いになってしまいました。

それから、私もいろいろと学ぶ中で、学校に行かなくても学ぶことはできる、りっぱに成長できると気づくことができました。

現在、息子は、高卒認定資格を取り、その他の資格取得にも挑戦しています。

「現状では、大学に入っても毎日通えないから通信制大学で学ぶ」と言ってます。

これも、自己決定です。

見守りたいと思います。

親として気がつかずに、抜け落ちている面もありましたが、専門家の先生が最初に言われたことは、

自分の存在を認めてもらえていると感じることで

自己肯定感を育むことと、自己決定力をつけることだったのだと最近、納得できました。

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