Rmamaのオススメ本 (1)
『自閉症スペクトラムの子のソーシャルスキルを育てる本 幼児・小学生編』 『 〃 思春期編』
本田秀夫 日戸由刈 監修 講談社
家庭で、無理なくソーシャルスキルが身につくよう、具体的な場面でのやりとりが分かりやすく書かれています。
その対応がなぜ必要なのか、そしてどんなスキルが育つのかも説明してあります。
親が視点を変えれば、毎日の生活の中で、すぐにでもできることはたくさんあると気づかされます。(R)
『この先どうすればいいの?18歳からの発達障害』
宮尾益知 監修 大和出版
発達障害のある子が大人に近づき、社会に出て行くと、子ども時代とは異なる問題に直面します。
症状が軽く見過ごされてきた場合、就職、進学を機に問題が深刻化することがあります。
そんな、生きづらさを抱えた本人と家族に向けての本です。
家族のかかわり方、サポートの仕方がよく分かります。どのような社会的支援に繋がれるかも紹介してあります。 (R)
『ダルちゃん』 全2巻
はるな檸檬 著 小学館
漫画です。発達障害という言葉は出てきませんが、本の帯に「普通の人になりたくて、擬態をする」とあります。女性の場合、コミュニケーション能力が男性よりも高いため、発達障害があっても気づかれにくく、社会に出たり、結婚したりすることによって生きづらさが増すことがあるようです。普通でありたいと生きてきたダルちゃんが見つけた幸せとは?(R)
「聖なるあきらめ」が人を成熟させる
鈴木秀子 著 アスコム
私が読んで心に残ったのは次のことです。
『前向きにあきらめることは、物事に執着しない「諦め」と物事を明らかにする「明らめ」があります。
「自分の力で変えられること」と「自分の力では変えられないこと」を明らかにして、変えられないことは、執着せずに諦める。・・・等、』
子育てにも当てはまることが多くあります。
気持ちの持ち方次第で、幸せになれるヒントが溢れています。(R)