家族との境界線の上手な引き方!絶対に知っておきたい法則とは?!

家族は最も近い人間関係です。

ですが、どうしたら健全な家族関係を築くのか分からない人は多いのではないでしょうか。

自分もその一人です。

自分の育った家族では当たり前だった事が、実はモラハラや虐待であったということもあります。

家族間の問題が次のような用語 「モラハラ夫(妻)、DV、虐待、毒親、アダルト・チルドレンなど」で表現されているように、夫婦や親子という近い関係で、多くの問題が起きているのが現実です。

これはそれぞれ違った問題だと思われるかもしれませんが、実はある「共通点」があるのです。

例えば、こんな経験はありませんか?

* イライラして、つい子供や夫にキツく当たってしまう。
* 時間にルーズな家族に振り回されている。

実は上記のような、ありふれた家族の問題も「境界線」がちゃんと引けていない!という共通点があるんです。

どんな人間関係にも役立つ心理学の考え方として「境界線」を理解することが大切です。

今日は「境界線」とは何か、そして具体例を通して家族との関係が健全になるための考え方を紹介します。

「境界線」とは?

参考図書はアメリカの有名な精神科医ヘンリー・クラウド&ジョン・タウンゼント博士著「境界線(バウンダリーズ)」です。

境界線とは何か? 簡単に説明したいと思います。

自分の所有地の「境界線」は、壁、柵、生垣などで区切られていますよね。

家だったら、ドアや窓も境界線です。

他人が勝手に境界線内に侵入してきたら、それは不法侵入となります。

また、人間を覆っている皮膚は、境界線ではないでしょうか?

本人の許可無く、他人が皮膚に触れるとか、キズつけるのは許されない行為です。

当然ですが、誰であっても傷つけてはいけません!!!

そのように人間には適切な境界線が必要であり、自分と他者とを分けることで安全を確保するものなのです。

心を守るのは自分の責任

「境界線」の考え方として、次の聖書の言葉が引用されています。

<新共同訳聖書より>
箴言4:23
‘何を守るよりも、自分の心を守れ。 そこに命の源がある。 ‘

心は表には見えません、境界線の内側にあるものです。

心には、その人の感情、態度、判断などが含まれます。

心を守るのは、命ほどに大切だと聖書には書いてあります。

後ほど具体例を挙げて説明しますが、心は簡単に見えないので、境界線を引くことは意外と難しいのです。

2種類の重荷がある

さらに聖書からの引用を紹介します。

<新共同訳聖書より>
ガラテヤの信徒への手紙 6:2a
‘互いに重荷を担いなさい。’

ガラテヤの信徒への手紙 6:5
‘めいめいが、自分の重荷を担うべきです。’

前半の「互いに重荷を担いなさい」の重荷とは、英語の「burden」であり、背負いきれないほどの大きな石を指します。

あなたは一人では背負いきれないほどの大きな石を背負っていないでしょうか?

次に 「めいめいが自分の重荷を担うべきです」の重荷とは英語では「load」であり、ナップサックほどの荷物です。

自分で背負うべき小さな荷物を、他の人に背負わせていないでしょうか?

そうだとしたら無責任であり、人の境界線を侵していることとなります。

家族の境界線のたとえ

最初に例に挙げたように「イライラして、つい子供や夫に当たってしまう」ということはよくあると思います。

イライラとは、自分の心の中で起きていることです。

もし心の中のイライラを家族に攻撃的な言葉や態度でぶつけているのだとしたら、それはあなたが境界線を侵しているのです。

自分の荷物は自分でなんとかしましょう。

相手にをぶつけないことです。

ぶつけないで解決する具体的な方法は、別の記事で紹介します。

では、あなたがイライラしている原因とは何でしょうか?

家族で出かける前に、あなたは一人で出かける準備をしています。

他の家族は何もせず、時間も守らず、一人に負担をかけています。

だとしたら、あなたは一人で大きな石を背負っているかもしれません。

そんな場合は、一人で背負わずに、お互いに協力して石を運びましょう。

それぞれが自分のできる事をやり、責任を分担することで解決できることがあるでしょう。

まとめ

今日は「境界線」の考え方について、ほんの一部をお伝えしました。

境界線とは、人の安全を守るために必要なものです。

所有地など見える境界線もありますが、感情、態度、判断など心の境界線は見えません。

心を守るのは自分の責任です。(ナップサック)

また他人の境界線を尊重し、その境界線についてよく理解する必要があります。

境界線を守ることに慣れていない場合、他人の境界線を侵害していたり、自分の境界線を侵害されていることもあります

このコンセプトをよく理解し、当てはめていくために今後も「境界線」について紹介していきます。

いかがでしたか?

私は「境界線」のコンセプトに出会って何年も立ちますが、自分の家族のことになると線引きが難しいと思いました。

習慣や当たり前になっていたことを変えるには、意識の変革が必要です。

家族であっても境界線を意識して、お互いの領域を尊重する!

それが新しい家族関係の始まりとなるのではないでしょうか。

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